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本日、雪の中、大磯の聖ステパノ学園講堂「海の見えるホール」でシンポジウムが開催された。保存できることになる藤沢の旧モーガン邸の取得に関する報告と、現地保存ができず解体された大磯の旧三井守之助別荘の再建へ向けた報告がされ、その後、専門家への公開質問会という面白い企画であった。神奈川に数多く残る近代建築物は、これまでの不動産流通の面から言えば、「土地(古家あり)」程度の価値しかないが、所有者や近隣の方々から見れば、「先祖から受け継いだ貴重な資産」であり、また「貴重な景観資源」でもある。このギャップを埋めていくためにはどうしたらいいかというのが主眼だったように思う。回答の中には、各地で高い容積率が指定されているため、高度地区や地区計画によるダウンゾーニングが大事であること。古い家に住みたい、使いたいというニーズをきちんと不動産流通の中の仕組みに取り入れること。行政へ買ってくれというのではなく、市民自らがNPOなどを活用して取得する仕組みなど様々な意見があり、全国に発信してもよいくらいの内容だったと思う。また、会場が駅前の私立学校の講堂で、海が見え、寒いながらも素晴らしい企画だった。こうした動きが各地で起こることが神奈川力なのかもしれない。
「日本ナショナルトラスト・イベント案内」 http://www.national-trust.or.jp/3p.activiti/3-2p.conservation/event.htm
by jingasita
| 2006-01-21 23:48
| 建築・まちづくり
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